がらすけメモ

食虫植物のことメインで書きます

冷房ケース作り直しました

こんばんは。
がらすけです。

今回は2月に冷房ケースを作り直した時の話です。

以前使ってたものはこれです。
garasukememo.hatenablog.jp

小さいものだけであればこれで十分でしたが、ベントリとかがだいぶ伸びてきたり色々考えることがあって作り直しました。

こちらが現在の状態です。

変わったところとしては単純に高さが倍になり、光の加減がしやすくなりました。
他には断熱性の強化をしました。
扉付近が隙間だらけなので効果があるかと言われると怪しいところではありますが、ないよりはマシかなと。

作業風景です。

1枚目 解体直前の旧冷房ケースです。
狭いところで作業をしていたので、解体だけで1日かかりました。
2・3枚目 底面の作成です。
このように断熱材を入れ、その上からコンパネを固定しています。
前面と天井は光を入れたり開口部にする必要があるため中空ポリカです。
それ以外は同じように作っています。
4枚目 組み立てです。
作ったパネルをこのように組み立てていきます。
組み立てたあとは、塗装されている部分以外をバスコークで埋めていきます。
使った量が多いせいか硬化時間が足らず、植物が少し傷んだりもしました。
作成中はビニールを被せて置いていただけなので、その辺りのダメージもあったかもしれませんね。

そんな感じで入れ物は完成しました。

内装は防腐処理木材をベースに、チャンネルサポートで棚を作っています。
この辺りは今後改良していきたいところではあります。
各棚板の排水を下の植物にかからないようにしたり、光が当たりにくいところにLED設置したりといった感じで考えています。
左右にはメッシュパネルを引っ掛けてあります。
ここは着生種のウトリや、メキピンを引っ掛けておくつもりです。

最下段は衣装ケースを並べて、セファロ、ヘリアン、ドロセラなどを置いています。
いつもの猫よけを敷いて腰水にしています。
腰水にはエアレーションをしています。
気の所為かもしれませんが、ないよりは成長がいいかなとは思います。

お次はこのケースの冷却設備です。

1枚目 冷却装置本体です。
ケースの外に水を入れたクーラーボックスを置き、ケース内のPC用ラジエーターに送っています。
水は水槽用クーラーで8℃〜12℃程度にしてあります。
ラジエーターは大小2つ使用していて、サーキュレーター横にあるものは大きいやつです。
もう一つはダクトと衣装ケースの間にあります。
構造はダクト➙ダクトファン➙ラジエーター➙衣装ケースとなっています。
ダクト上部からダクトファンを利用して吸気し、衣装ケースに送る間にラジエーターを通過させ冷却するといったものです。
衣装ケースには穴を開けてあり、冷風はそこから出るようになっています。
サーキュレーターは冷風を拡散させるために置いてあります。
衣装ケースの中には加湿機用のフィルターを入れて湿度も確保できるようにしています。


温度はスイッチボットの温湿度計とプラグミニで管理しています。
日中は25℃以上、夜間は15℃以上で冷却装置が動作するようにしてあります。

ライトは植物育成用LEDライトと水槽用の防水ライトを併用しています。
合計で11個あります。
今後増設予定です。

水やりは基本的に自動で行っています。
1日2回ポンプで散水するようにしてあります。
排水は冷却装置横のポンプで行います。

文字が多くなってしまいましたが、こんな感じで作りました。
今の所室温30℃で想定通りに冷えているので真夏もこのまま乗り切りたいところです。

今後はダーリングトニアを育ててみたいと思ってます。
一応構想はあるのでどっかで手に入れる機会があればやってみます。