自作育苗棚
こんばんは
がらすけです
今回は前回ちょっと紹介した育苗棚についてです
作成した理由は温室に備え付けの棚だと下記の問題点が出てきたためです
・奥行きが狭い
・棚が左右にあるため伸びてきたものが飛び出て邪魔になる
・光が上段にしか当たらないためLEDの追加が必要になった
・上段も当たってはいるが照射角ギリギリ
・単純に耐久性に不安がある
などなど
じゃあ一箇所にまとめちゃえばだいたい解決するなというわけです
最初の構想は高さ90cm程度奥行き80cm程度で幅は温室に入るくらいのもの
既製品があればそれでよかったんですがいかんせん高い…
作った方が安いなということで今回作成しました
サイズは決まっているのであとは次のことを決めていきます
・材質・・・何で作るか
選択肢はイレクターパイプかカラーアングルかアルミフレームの3択です
今回は湿度の高いところに置くので木材は選択肢から外しました
ホームセンターを何件か周り最終的にイレクターパイプが強度・コスト的に一番良さそうなのでこれに決定します
ジョイントは解体のことを考えてメタルの方をつかいました
あと忘れてはいけないのがパイプにちゃんとキャップをつけることです
内側に水が入ると耐久性が落ちてしまうのでインナーキャップと接着剤でしっかり塞いでおきます
セールがあり10%引きだったのでだいぶ安く済みました
・棚板・・・植物をどうやって置くのか
育苗棚でよく使われているのはエキスパンドメタル(?)というものなのですが近所に売っておらず通販だと高いので家にあったメッシュパネルを使います
板にすると結露したものが溜まりカビが生えそうなのでこれで決定です
ここまでで完成形が大体見えてきたので作って行きます
作るといっても組み立てるだけなので簡単なものです
時間がなさすぎたので写真をあんまり撮っていませんが、これは仮組みの様子です
最終的には3枚目のようにメッシュパネルを並べました
ちょうどいいサイズがなかったのでホームセンターに売っている丈夫なものと100均のものをちょっと重ねたりして組み合わせています
ホームセンターで売っているものは丈夫ですが100均のものは弱いのでそこに注意しながら組んでいきます
仮組みが終わり良さそうな雰囲気なので一度解体します
このままだと部屋の入り口通れないので
ここまでできたら温室の植物を退避させ既存の棚を解体していきます
温室の中が作業できるようになったらいよいよ本組みです
仮組みした時と同じように組み立てていきます
この時水が手前に流れるように奥を少し高くしておきました
フレームが組み終わったらメッシュパネルを並べ結束バンドで固定します
これで大体完成です
あとは下に水が落ちないようにトラックシート(緑のやつ)を敷いてその上にセリアに売っている棚板を並べました
写真2枚目に写っているものです
落ちないようにロープで囲んでおきます
並べ終わったら水を流して汚れを落としておきます
流す前に手前に水を集める樋を取り付けておくと排水もしやすいです
育苗棚はこれで完成です
上段・下段にライトをつけ植物を戻したら作業完了です
写真使いまわしてますがだいたい思った通りになりました
一ヶ月使ってみての感想はやはり作業がしやすいですね
改善点は光が近すぎるということと思ったより上段の高さに余裕がないということです
これは温室自体を変えないとなんともならないのでそのうち何とかしようと思います
今度の温室はアルミフレームで作成予定です
高さが欲しいのと屋根の傾斜がいらないので小屋みたいなものを想定しています
側面・天面をどうするかが一番の悩みどころですね
この話はまた進展があったら書きます
多分書き忘れもないと思うのでこの辺で終わります
それでは